ばね教室

順送プレスとは

順送プレスについて

理研発条では順送プレスで薄板ばねを加工しています。
順送プレスとは、曲げや抜き等の複数の工程を1つの金型で行うものです。
一つの金型で様々な工程が順に進行していきます。
単加工型プレスでは1つの金型で1つの加工しかできないため、
順送プレスはあまり人の手がかかりません。

そのためコストダウンが可能で、量産向きの製造方法となります。

理研発条工業では、60tまでのプレス機を所有しております。
また、金型設計~プレス加工まで自社生産が可能です。

上の図はストリップレイアウトのイメージ図です。
スクリップレイアウトでは、順送り加工の推移を示しています。
実際はもっと工程があることが多いのですが、この図でも順送プレスでの加工の流れが分かります。

① 外側が抜かれています。
② 曲げ工程がはいりました。
③ 切り離されました。

スクリップレイアウトは別名スケルトン図とも呼ばれ、
金型構造設計をもイメージして作られています。